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「ラティノ」プレビュー

過去3度開催されたモンテリコ競馬場での「ラティノ」は全て地元勢が勝利しています。
うち2度までがワンツーフィニッシュというホームアドバンテージの高さ。
時計のかかる深いダートへの適性が勝敗を大きく左右するとみられます。

#エル・メルクリオ紙に載った各国の記者による自国馬の評価記事を転載しました。


アルゼンチン(「ラ・ナシオン」グスタボ・ゴンサレス記者)
今回は多くの馬主が参加を辞退した。参加するのはわずか2頭。
Secretario Plan には大いに期待できる。優秀なマイラーだ。
My Happiness は多くの経験を持つベテラン。だがトップホースとは言えない。

My Happiness(ARG) 27戦5勝(ダート7戦0勝)。重賞未勝利。
G15月25日大賞(芝2400m)2着、
G1ミゲル・A・マルティネス・デ・オス大賞(芝2000m)3着、G1金杯(芝2400m)4着、
G1ラティノアメリカーノ(ダ2100m)5着、G1ミゲル・A・マルティネス・デ・オス大賞5着、
G1カルロス・ペリェグリニ大賞(芝2400m)競走中止。
昨年ラプラタで行われたラティノで5着。ひとつでも着順をあげてもらいたい。

Secretario Plan(ARG) 24戦12勝(ダート22戦11勝)。G1サンイシドロ大賞(芝1600m)勝ち、
G1ホアキン・V・ゴンサレス大賞(ダ1600m)勝ち。
G1ホアキン・S・デ・アンチョレーナ大賞(芝1600m)2着、G1パレルモ大賞(ダ1600m)3着。
ラプラタ所属。現在まで15戦連続で3着以内ととにかく堅実。
トップマイラーだが前走で2000mも克服。コース適性さえあれば最有力だと思うが。


チリ(「バモス・ア・ラ・イピカ」ディレクター、エリアス・ゴメス氏)
チリは今回最良のメンバーを連れてきた。
最も期待できるのは Real Merchant、上がり馬で、モンテリコの馬場に適性があるだろう。
Paso Al Frente はグレート・ホース。幸運があれば上位進出のチャンスがある。
Kurbat と Yo Te Dije にもまったく同じことが言える。
他の国々は最高の馬を参加させなかった。
今回チリが勝てなかったら一体いつ勝てるんだということだ。

Kurbat(CHI) 14戦3勝(ダート3戦1勝)。G1セントレジャー(ダ2200m)勝ち。
G1グラン・クリテリウム(ダ1900m)3着、G1エル・エンサーヨ(芝2400m)4着、
G1エル・ダービー(芝2400m)7着。
芝よりダートが得意で、チリ勢では筆頭候補だったが、直前に座石?で一頓挫。
評価が下がった模様。

Real Merchant(CHI) 7戦4勝(ダート6戦4勝)。重賞未勝利。
G1セントレジャー(ダ2200m)5着。
1200~2000まで幅広く勝ちクラあり。

Paso Al Frente(CHI) 12戦6勝(ダート11戦6勝)。G1グラン・クリテリウム(ダ1900m)、
G1タンテオ・デ・ポトリージョス(ダ1500m)勝ち。
G1ドス・ミル・ギネアス(ダ1600m)2着、G1セントレジャー(ダ2200m)3着、
G1エル・エンサーヨ(芝2400m)11着。
実力馬だが、近走冴えが見られないのが。

Yo Te Dije(CHI) 21戦8勝(ダート8戦3勝)。重賞未勝利。
G1イポドローモ・チリ大賞(ダ2200m)7着。
唯一の古馬代表としてどこまでやれるか。


ウルグアイ(「エル・パイス」パブロ・ヌニェス記者)
Super Cat は非凡な強さを持っている。一時不振に陥ったが、今は完全復活している。
マイル王者だが2000mでも何の問題もない。
Bucaneer は長距離馬。2000mはこの馬にとって短すぎると思う。
モンテリコの馬場はマローニャスよりヘビーなので、対応できるかどうかが鍵。
今回ウルグアイからAクラスの馬が参加したとはいえない。
人気になることはないだろうが、入着する可能性は十分にあるはずだ。

Bucaneer(BRZ) 21戦5勝(全てダート)。G2オノール大賞(ダ2800m)勝ち。
G1ホセ・ペドロ・ラミレス大賞(ダ2400m)4着。G1パラナ大賞(ダ2400m)2着。

Super Cat(URU) 13戦7勝(全てダート)。G1ペドロ・ピニェイルア大賞(ダ1600m)、
G1ジョッキークラブ大賞(ダ2000m)、G3フロリダ議会賞(ダ2000m)勝ち。
G1ナシオナル大賞(ダ2500m)3着、G1ポージャ・デ・ポトリージョス(ダ1600m)5着。
馬場さえこなせば勝っても不思議なし。


ペルー(「トド・スポルト」カルロス・サルミエント編集員)
ペルーはこの重要なレースのために十分なメンバーを集めた。
Fortanyo は昨年のベスト内国産馬。おそらく本番では一番人気になるだろう。
Polizonte は2004年世代の2番手の馬。今非常に状態がいい。
Deepak はアメリカ産馬。ここに狙いを定めてきた。
Allianz Arena は世代ベスト牝馬。準備は万端だ。

Fortanyo(PER) 9戦4勝(全てダート)。G2モンテリコ競馬場賞(ダ2400m)勝ち。
G1ダービーナシオナル賞(ダ2400m)2着、
G1リカルド・オルティス・デ・セバジョス賞(ダ2000m)5着、
G1ポージャ・デ・ポトリージョス(ダ1600m)10着。
ペルー馬では前評判一番。

Polizonte(PER) 13戦5勝(ダート11戦5勝)。G3コメルシオ賞(ダ2300m)勝ち。
G1ポージャ・デ・ポトリージョス(ダ1600m)2着、
G1リカルド・オルティス・デ・セバジョス賞(ダ2000m)2着、
G1ダービーナシオナル(ダ2400m)4着。
前走は長休明けの5着。叩き2戦目で変わり身あるか。

Allianz Arena(PER) 13戦6勝(11戦5勝)。G1エンリケ・アユーロ・パルド賞(ダ2000m)、
G3ホセ・ロドリゲス・ラセット賞(ダ1700m)、G3セサール・デル・リオ賞(ダ2000m)勝ち。
G1ダービーナシオナル(ダ2400m)3着。G1ポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m)3着。
大一番で牝馬が強いのはペルーの伝統。

Deepak(USA) 14戦7勝(ダート10戦3勝)。G3エンリケ・メイグス賞(ダ2000m)、
G3マリアーノ・イグナシオ・プラド賞(ダ2000m)勝ち
G1リカルド・オルティス・デ・セバジョス賞(ダ2000m)3着。
「ラティノ」選考レースを制したが、実績的には4番手評価。

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Comments

こんにちは。

実はマチュピチュ観光がてらラティノを見に行こう(むしろラティノ見に行くがてらマチュピチュに)と思い、飛行機まで取ったんですが、キャンセルする羽目になってしまいました。残念です。またの機会に行きたいと思います。

今年は予想しごたえがありますね。深いダート適性がどうか、マイラーよりの馬がいいのか、12ハロンホースがいいのか、なかなか難しいですし、他の四カ国からはリマは遠いので、輸送のマイナスも大きそうです。(輸送費も馬鹿にならないと思うんですが、費用的には大丈夫なんでしょうか?)

個人的には前走惨敗で人気落ちしそうなKurbatを狙ってたんですが、ざ石となると厳しいかもしれませんね・・・。色々考えてみますが、ペルーの牝馬の複勝でも狙うかもしれません(笑)

Posted by: 1972 | March 14, 2008 at 11:09 PM

御観戦の予定でしたか。
それにしてもフットワークが軽いお方ですね。羨ましい。

JCPサイトの投票コーナーでは Paso Al Frente、Super Cat、Fortanyo の順のようですね。
当方一押しの Secretario Plan が抜けた最下位なのは何ゆえか(笑)

Kurbat は調教師が「週初めの時点で8割、本番では10割に戻る」
とコメントしてたので、それを信用するなら狙いも立つんでしょうけれど。。

「ラティノ」は参加陣営への費用一部負担制度があるはずなんですよね。
金額はいくらだったか。。資料が見つからず不明なのです。。

アルゼンチンの Honey Nov なんかは馬主がわざわざモンテリコを訪れ
コースをチェックした上で、辞退したんですよね。
「このタフな馬場はうちの馬に合っていない」と。
やはりスタミナ寄りの馬を狙うべき、ということでしょうか?

Posted by: ふてき | March 15, 2008 at 08:06 AM

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